金田一少年の事件簿 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
放送国 | 日本 |
制作局 | 日本テレビ放送網 |
原作 | 天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみや |
出演者 | |
金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件 | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 22:54(92分) |
放送期間 | 1995年4月8日(1回) |
プロデューサー | 櫨山裕子 |
金田一少年の事件簿 第1シリーズ | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:54(47分) |
放送期間 | 1995年7月15日 - 9月16日(8回) |
プロデューサー | 小杉善信、櫨山裕子、蒔田光治 |
エンディング | 『ひとりじゃない』 堂本剛 |
金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件 | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 22:54(92分) |
放送期間 | 1995年12月30日(1回) |
プロデューサー | 小杉善信、櫨山裕子、蒔田光治 |
エンディング | 『ひとりじゃない』 堂本剛 |
金田一少年の事件簿 第2シリーズ | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:54(46分) |
放送期間 | 1996年7月13日 - 9月14日(9回) |
プロデューサー | 小杉善信、櫨山裕子、蒔田光治 |
エンディング | 『Kissからはじまるミステリー』 Kinki Kids |
金田一少年の事件簿 上海魚人伝説 | |
放送時間 | (116分) |
放送期間 | 1997年12月13日 - |
プロデューサー | 櫨山裕子、奥田誠治、陳双慶 |
金田一少年の事件簿 魔術列車殺人事件 | |
放送時間 | 日曜 21:00 - 22:54(92分) |
放送期間 | 2001年3月25日(1回) |
プロデューサー | 佐藤敦、角田朋子、内山雅博 |
金田一少年の事件簿 第3シリーズ | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:54(46分) |
放送期間 | 2001年7月14日 - 9月15日(9回) |
プロデューサー | 増田一穂、角田朋子、内山雅博 |
エンディング | 『時代』 嵐 |
金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件 | |
放送時間 | 土曜 21:00 - 23:09(105分) |
放送期間 | 2005年9月24日(1回) |
プロデューサー | 桑原丈弥、小林美穂 |
エンディング | 『ツキノミチ』 KAT-TUN |
『金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)は、同名漫画『金田一少年の事件簿』が原作のテレビドラマ。
NTV系で連続ドラマ3本、単発ドラマ4本の計4シリーズが放送された。第1シリーズ(1995年4月8日、7月15日 - 9月16日、12月30日)および第2シリーズ(1996年7月13日 - 9月14日)の主演は堂本剛、第3シリーズ(2001年3月25日、7月14日 - 9月15日)の主演は松本潤、第4シリーズ(2005年9月24日)の主演は亀梨和也。
第2シリーズは映画化作品も公開されている(1997年12月13日、東宝)。
概要[]
名探偵金田一耕助の孫、金田一一(はじめ)が、幼なじみの七瀬美雪、警視庁の剣持勇警部と様々な難事件を解決するテレビドラマ。決め台詞は「ジッチャンの名にかけて!」、「謎はすべて解けた!」。
第1シリーズの続編に当たる第2シリーズを除き、各シリーズはキャスト・スタッフが異なり、設定も別個独立のものになっている。メインキャストはそれぞれ、堂本剛・ともさかりえ・古尾谷雅人(第1・2シリーズ)、松本潤・鈴木杏・内藤剛志(第3シリーズ)、亀梨和也・上野樹里・加藤雅也(第4シリーズ)。また、堂本と松本は共にこの作品が連続ドラマ初主演作でもある。
ゲストキャストでは、第1シリーズの窪塚洋介(「首吊り学園殺人事件」深町充役)、第2シリーズの鈴木杏(「金田一少年の殺人」都築瑞穂役)、第3シリーズの成宮寛貴(「黒死蝶殺人事件」斑目揚羽役)、綾瀬はるか(「魔犬の森の殺人」二ノ宮朋子役)がテレビドラマ初出演を果たしている。
連続ドラマは1995年・1996年・2001年の3回制作されているが、すべて夏クール、土曜ドラマ枠(通称土9、21:00 - 21:54)での放送。
第1シリーズ(1995年)[]
第1シリーズは、単発ドラマ「学園七不思議殺人事件」、連続ドラマ「金田一少年の事件簿」、単発ドラマ「雪夜叉伝説殺人事件」の3作品。
内容[]
メインキャストは堂本剛(KinKi Kids)、ともさかりえ、古尾谷雅人。演出家・堤幸彦の出世作。
単発ドラマ[]
金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件は、NTV系で1995年4月8日21:00 - 22:54に放送された。
連続ドラマ[]
金田一少年の事件簿は、NTV系で1995年7月15日 - 9月16日、毎週土曜日21:00 - 21:54(最終話は21:00 - 22:24に拡大)に放送された(8月26日は24時間テレビ 「愛は地球を救う」のため放送休止)。
前作「学園七不思議殺人事件」の好評を受けて連続ドラマ化。平均視聴率23.5%(クール1位)を記録し、大人気を博した。
第6話までは1話完結型。現在、第1話「異人館村殺人事件」は封印作品となり欠番(後述)。
スペシャル[]
金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件は、NTV系で1995年12月30日21:00 - 22:54に放送された。
終盤には次クール放送の連続ドラマ『銀狼怪奇ファイル』の主人公・不破耕助(堂本光一)が登場。この作品に限り、はじめと不破耕助が親友であるという設定が存在する。また、劇中に同じ日本テレビの情報番組『ザ・ワイド』が登場し、司会の草野仁と飯星景子、ゲストコメンテーターとして織田無道が本人役で出演した。
キャスト[]
メインキャスト[]
- 金田一はじめ(きんだいち はじめ) - 堂本剛 (KinKi Kids)
- 七瀬美雪(ななせ みゆき) - ともさかりえ
- 剣持勇(けんもち いさむ) - 古尾谷雅人: 警視庁警部
- 明智健悟(あけち けんご) - 池内万作 (「雪夜叉伝説殺人事件」): 警視庁警視
- 真壁誠(まかべ まこと) - 佐野瑞樹 (ジャニーズJr.): 不動高校2年
- 佐木竜太(さき りゅうた) - 原知宏 (当時ジャニーズJr.): 不動高校1年
- 鷹島友代(たかしま ともよ) - 三浦理恵子: 不動高校2年
- 速水玲香(はやみ れいか) - 中山エミリ: アイドル歌手
- 向井猛夫(むかい たけお) - 立川政市: 剣持の部下
単発ドラマ[]
学園七不思議殺人事件
- 桜樹マリ子 - 高橋玲奈: 不動高校3年
- 尾之上貴裕 - 須藤公一: 不動高校3年
- 浅野令子 - 田中美奈子: 不動高校化学教師
- 的場勇一郎 - 細川俊之: ミステリー研究会顧問、不動高校物理教師
- 羽田太 - 羽賀研二: 不動高校体育教師
- 雨宮良造 - 河原さぶ: 警備員
- 三谷教頭 - 上田耕一: 不動高校教頭
- 太田千明 - 勇静華
連続ドラマ[]
異人館村殺人事件
- 時田若葉 - 遊井亮子: 不動高校2年
- 小田切進 - 東根作寿英: 不動高校英語教師
- 風祭淳也 - 岡田眞澄: 風見鶏の館 主人
- 冬木三子 - 白川和子: 白い館 主人
- 時田十三 - 三谷昇: 時計の館 主人
- 兜礼二 - 綾田俊樹: 鎧の館 主人
- 兜霧子 - 松原朋子: 兜礼二の娘
- 神崎詩織 - 寺田千穂
- 時田家使用人 - 金成陽三郎(ゲスト出演)、杉崎浩一
- 牧師 - デニス・ファルト
- 牧師の妻 - シイラ・ドネル
悲恋湖殺人事件
- 遠野英治 - 大沢健: 不動高校3年
- 五木洋介 - 利重剛: フリーライター
- 香山三郎 - 三角八朗: 不動産会社社長
- 香山聖子 - 水島かおり: 香山三郎の妻
- 小林星二 - 山崎一: 画家
- 甲田征作 - 峰岸徹: 医師
- 九条章太郎 - 畠山久 (元JOHNNY'Sジュニア・スペシャル): ツアーコンダクター
- 小泉螢子 - ともさかりえ(2役)
オペラ座館殺人事件
- 有森裕 - 小橋賢児: 不動高校2年
- 布施光彦 - 秋山純 (当時ジャニーズJr.): 不動高校3年、演劇部部長
- 日高織絵 - 多田亜沙美: 不動高校2年
- 桐生春美 - 高原遊: 不動高校2年
- 黒沢和馬 - 夏八木勲: オペラ座館オーナー
- 月島冬子 - 園田亜希子
- 従業員 - モロ師岡、楠美津香
秘宝島殺人事件
- 美作大介 - チャーリィ湯谷: 秘宝島オーナー
- 美作碧(佐伯航一郎) - 山口香緒里、ジョン・マクダモット(子役): 美作大介の娘
- 岩田英作 - 高城淳一: 美作家執事
- クリス・アインシュタイン - 金子信昭: ツアー参加者
- 柿本麻人 - 長江英和: ツアー参加者
- 八十島隆造 - 鶴田忍: ツアー参加者
- 矢萩久義 - 清水紘治: ツアー参加者、医師
- アルバイト先の雇い主の女性 - キャサリン・ロビンソン
首吊り学園殺人事件
- 小野弓子 - 石野真子: 不動高校数学教師
- 古谷直樹 - 大地(ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト受賞者): 不動高校生徒
- 室井矢一 - 佐藤広純(後にゲビル): 不動高校生徒
- 仁藤伸幸 - 松山幸次: 不動高校生徒
- 吉村理沙 - 小橋めぐみ: 不動高校生徒
- 深町充 - ヨースケ
- 久米裕一郎 - 二瓶鮫一: 不動高校校長
- 阿久津國夫 - 野添義弘: 不動高校国語教師
首無し村殺人事件
- 巽紫乃 - 真行寺君枝: 巽家未亡人
- 巽征丸 - 阿久津健太郎: 紫乃の連れ子
- 巽龍之介 - 山本太郎: 巽家長男
- 巽もえぎ - 大村彩子: 巽家長女
- 仙田猿彦 - 小倉久寛: 巽家使用人
- 地元の刑事 - 加藤満
- ウメ - 花原照子
- 巽綾子 - 川崎愛
- 紫乃の母親 - 山本与志恵
- 柊兼春 - 野仲イサオ
蝋人形城殺人事件
- 多岐川かほる - 黒田福美: 推理作家
- 坂東九三郎 - 片桐竜次: 探偵社社長
- 当麻恵 - 阿知波悟美: 推理小説評論家
- 山田隆明 - 赤星昇一郎: 弁護士
- リチャード・アンダーソン - ロナルド・ハルトン: 犯罪心理学者
- マリア・フリードリヒ - ビアンカ・アレン: ドイツ警察監察医
- 銭形ケンタロウ - 内野聖陽: 私立探偵
- 真木目ひとみ - 芳本美代子: ロス市警心理分析官
- 南山駿三 - 又野誠治: 執事
- 保科ゆかり - 干潟智子
- 狭山恭次 - 遠城啓輔
スペシャル[]
雪夜叉伝説殺人事件
- 加納りえ - 東てる美: 女優
- 大門優作 - 湯江健幸: アクション俳優
- 比留田裕子 - 藤真利子: ディレクター
- 高田洋一 - 加藤善博: 音響係
- 明石道夫 - 中西良太: 撮影係
- 綾辻真理 - 黒沢あすか: タイムキーパー
- 江川松夫 - 遠山俊也: AD
- 氷室一聖 / 水沼正三 - 大河内浩: 画家
- 村の老人 - 谷村昌彦
- レポーター - 磯野貴理子
- 特別出演 - 草野仁、飯星景子、織田無道(以上3名は劇中に登場するザ・ワイド番組内で出演)、小倉淳(当時NTVアナウンサー)、堂本光一(KinKi Kids)
スタッフ[]
- 演出 - 堤幸彦、雨宮望、佐藤東弥、倉田貴也
- 脚本 - 深沢正樹、大石哲也、加藤学生、田子明弘、成田はじめ
- 原作 - 「金田一少年の事件簿」(原案 - 天樹征丸、原作 - 金成陽三郎、漫画 - さとうふみや)
- チーフ・プロデューサー - 小杉善信(NTV)
- プロデューサー - 櫨山裕子(NTV)、蒔田光治(東宝)
- 音楽 - 見岳章
- 選曲 - 志田博英(OCBプロ)
- 効果 - 小川広美(東洋音響)
- 企画協力 - 樹林伸、都丸尚史 / 八木廣、菅原章
主題歌・挿入歌[]
- エンディングテーマ「ひとりじゃない」(歌 - 堂本剛、作詞 - 森浩美、作曲 - MARK DAVIS、編曲 - 船山基紀)
サブタイトル[]
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 脚本 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1995年7月15日 | 異人館村殺人事件 | 堤幸彦 | 深沢正樹 | 23.6% |
2 | 1995年7月22日 | 悲恋湖殺人事件 | 加藤学生 | 23.2% | |
3 | 1995年7月29日 | オペラ座館殺人事件 | 雨宮望 | 田子明弘 | 23.6% |
4 | 1995年8月5日 | 秘宝島殺人事件 | 佐藤東弥 | 大石哲也 | 21.2% |
5 | 1995年8月19日 | 首吊り学園殺人事件 | 倉田貴也 | 深沢正樹 | 24.3% |
6 | 1995年9月2日 | 首無し村殺人事件 | 佐藤東弥 | 成田はじめ | 20.0% |
7 | 1995年9月9日 | 蝋人形城殺人事件 | 堤幸彦 | 深沢正樹 | 22.2% |
8 | 1995年9月16日 | 蝋人形城殺人事件 完結編 | 29.9% | ||
平均視聴率 23.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
SP | 1995年4月8日 | 学園七不思議殺人事件 | 堤幸彦 | 深沢正樹 | 16.7% |
SP | 1995年12月30日 | 雪夜叉伝説殺人事件 | 成田はじめ | 23.7% |
原作からの変更点[]
- 金田一の名前が漢字の「一」からひらがなの「はじめ」に変更。
- ミステリー研究会の真壁、佐木、友代など準レギュラーが原作ゲストの代役を務めている事が多い。
- シリーズ中盤まで、はじめは剣持警部を「剣持警部」「刑事さん」と呼んでいる(原作では「オッサン」と呼んでいる)。反対に剣持警部ははじめを「金田一君」と呼んでいたが、連続ドラマ第6話「首なし村殺人事件」以降、「はじめ」と呼んでいる。
- はじめが犯人を名指しする際、二人称を「あんた」「あなた」「お前」「君」と使い分けている(原作では全て「あんた」)。
- 剣持警部の性格が原作よりやや紳士的になっている。また、事件の確信となる出来事(学園七不思議殺人事件の過去の犯罪、異人館村殺人事件の麻薬等)を、一より先に突き止めることもある。
- 「いつき陽介」の名前を「五木洋介」に変更など、登場人物の名前が変更されているケースが多い。
- 学園七不思議殺人事件
- はじめは転校生という設定で、美雪とも久しぶりに再会する。
- 美雪ははじめのことを「金田一君」と呼ぶ。
- 桜樹るい子の名前を桜樹マリ子に変更(原作でAV女優と名前が似ていた為、マリオブラザーズネタで改名)。
- 美雪が最初からミステリー研究会に所属し、桜樹などとは既に面識がある。
- 原作では3年生の真壁をはじめ達と同じ2年生に変更。
- 七不思議を全て変更。
- 暗号の答えを変更。暗号は桜樹のメモから尾ノ上のダイイングメッセージに変更。
- 尾ノ上は底なしのプールで発見される(原作は大イチョウの木)。
- 美雪は双子の木で発見される(原作は血に染まる井戸)。
- 6体の死体を隠した関係者の一人は的場だが、七不思議の最後の一つを作り上げた犯人は別人。
- 的場雄一郎が自殺する。
- 患者失踪の原因を治験から医療ミスに変更。
- 「放課後の魔術師」として語られた人物は、神保博士から失踪した患者の一人に変更。
- 事件後、友代と真壁の立場が反対になる。
- 異人館村殺人事件
- 3日で事件が解決(原作では5日にわたって事件が発生)。
- 舞台を青森県六角村から「十文字村」に変更し、異人館は全部で6つから4つに変更。怪人名も「七人目のミイラ」から「五人目のミイラ」に変更。
- 一色寅男、五塔蘭、俵田孝太郎は登場しない。俵田の代わりに剣持警部と向井猛夫が登場。
- 婚約者の連城久彦は名前のみ登場。代わりに時田十三が覆面を被っている(火傷の跡を隠していた)。
- 事件の概要を大幅に変更、犯人に直接殺された人数は2人(犯人の母親を除く)に削減。
- 犯人の本名(姓)を「六星」から「神崎」に変更。ツタの館の草薙三子は白い館の冬木三子に変更され、切断された箇所も変更。
- 若葉が学校に来た父親に強制的に連れて行かれた後、はじめが気絶したまま車に乗せられる(原作でははじめと美雪は見送りをした後、数日後に先生の頼みで車に乗る)。
- 霧子は丁寧語で話す(原作では無口)。
- 原作に無い、麻薬の製造工場があり、時田十三がこっそり燃やそうとしていた。
- 兜礼二は死亡しない。
- 窓の風が吹いてめちゃくちゃになった紙の人形を美雪が並べ直すのを見て、はじめはミイラの数のトリックに気付く(原作では美雪が「はじめが幼い頃美雪の人形をばらばらにしてしまった」という思い出話をした事がきっかけ)。
- 事件の大元となった大麻をヘロインに変更(大麻を大量に燃やすと有毒ガスを発し、犯人と美雪や駆けつけたはじめと警官達も逃げ遅れる可能性がある)。
- はじめが犯人に撃たれた箇所が腹部から足に変更された。
- 悲恋湖殺人事件(原作「悲恋湖伝説殺人事件」)
- 4日で事件が解決(原作では5日にわたって事件が発生)。
- 橘川茂ははじめたちの同級生(原作では大学生で美雪の従兄)。
- 河西さゆり(遠野のセリフにそれらしき人物の名前はある)と倉田壮一は登場しない。
- 大量殺人犯・刀丸猛人の設定は整形手術に失敗した映画マニアから己の容姿に絶望して顔を焼いたというものに変更。
- 香山三郎がメインロッジに行くためロッジを出る(原作では逃亡するため)。
- 香山三郎の死体が隠された場所を冷蔵庫から食料棚に変更。また、挟まれたものも一万円札からハンカチに変更。
- 殺害される人数を3人に削減。
- 美雪を傷つけたものを矢から斧に変更。
- いつきの本名を示すものを名前入りタオルからイニシャルのペンダントに変更。
- 会員証の抽選人数を2人から1人に変更。
- モーターボートを普通のボートに変更。
- ラストで犯人が甲田に重傷を負わせた。
- オペラ座館殺人事件
- はじめ達の登場シーンがクルーザーの場面から始まっている。
- ミステリー研究会が演劇部の手伝いで合宿に同行したという設定のため、早乙女涼子、仙道豊、神矢修一郎、緒方夏代、結城英作は登場しない(鷹島が早乙女の代役)。
- 月島は黒沢の愛弟子。黒沢の出番が大幅に増えている。黒沢が一時的に犯人の身代わりになろうとする。
- 花月の部屋に書かれた言葉は、今と昔で「炎」と「業火」といった違いが存在し、それが黒沢の狂言を崩す役割をになっている。
- 日高、桐生、鷹島の月島への嫌がらせを硫酸からスプレーに変更。
- 犯人の行動を変更。
- はじめはコーヒーが苦手という描写がある。
- 殺害される人数を2人に削減。
- 月島と犯人は正式に恋人同士というわけではないが、互いに愛してはいた。
- 月島の遺書は黒沢に送られていた(原作では犯人宛)。
- 犯人の自殺方法が変更。
- 秘宝島殺人事件
- 島の名前を「悲報島」から「秘宝島」に変更。
- 昔、財宝を見つけたのは豊臣秀吉から織田信長に変更。
- 宝を守るとされる妖怪「山童」の読みが「やまわら」から「やまわらし」に。それに伴い暗号の和歌も変更。
- 火村康平と茅杏子は登場しない。火村が登場しないため、矢萩久義の職業が医者になっている。
- 美作、柿本、八十島の死体をバラバラ殺人から真っ二つ(胴体が裂かれる)に変更。
- 美作の死体が見つかる場所を時計の中からニワトリ小屋に変更。
- 柿本は原作では関西弁で話していたが、ドラマでは関東弁で話している。
- 変色の原因を調べるものを仏像から10円玉に変更。
- クリスの髪と眼の色が佐伯航一郎とほぼ同じになっている。
- 佐伯航一郎が引き取られた場所および美作碧と再会した場所をアメリカから日本に変更。
- 殺害される人数を4人に削減(犯人の伯父は除く)。
- 犯人がクリスに罪を被せる手段が招待状の誤りから偽のダイイングメッセージに変更。
- 財宝が金塊から仏像に変更。
- 犯人の暴き方が変更。一が犯人の正体を暴く際、原作では服を破っているが、ドラマではカツラを剥ぎ取っている。
- 犯人の伯父の死因は放火から転落死に変更。
- 犯人は死亡し、岩田は逮捕される。
- 首吊り学園殺人事件
- 舞台は不動高校(原作では四ノ倉学園)。
- 殺害される人物の順番を変更。
- 浅野遥子の名前を小野弓子に変更(学園七不思議で浅野が死亡した為)。
- 森宇多子の名前を吉村理沙に変更(犯人を暴くテストの結果上、一時的に千家貴司の代役)。
- 千家貴司、宮園彰、梶間軍治は登場しない(真壁が千家の代役)。
- 古谷直樹は原作では登場早々に殺されたがドラマでは本性を隠し一時はじめたちに協力する。
- 首無し村殺人事件(原作「飛騨からくり屋敷殺人事件」)
- 舞台を岐阜県から宮城県に変更。
- 征丸、龍之介、もえぎが着ている服は和服。
- もえぎが幼女(原作では高校生)。
- 剣持警部は紫乃が学生時代に住んでいた村の駐在だった(原作では幼馴染となっている)。
- 巽隼人、桐山環、冬木倫太郎は登場しない。
- 柊兼春の子孫はウメのみ。また巽家の使用人。
- 猟銃に鉛が詰められていたことを知っていたのは主人と紫乃のみ。
- 犯人がお茶に盛られた毒に気付いていた様な描写がある。死亡時刻も異なる。
- 蝋人形城殺人事件
- 明智警視を剣持警部に変更。当時明智警視がドラマ未登場のため。
- 第3の犠牲者を坂東九三郎から弁護士の山田隆明(テレビドラマオリジナル)に変更。殺害方法も絞殺から首切断に変えられた。一方の坂東はラストであるものによって死亡する。
- 坂東と当麻恵の職業が入れ替わっている。
- 銭形平次から6代目という私立探偵・銭形ケンタロウ(テレビドラマオリジナル)が登場する。ロサンゼルス市警察刑事(刑事コロンボ)の甥エドワード・コロンボ(一部明智警視)の代役。
- 玄関が自動的にロックされて参加者が閉じ込められる(原作では跳ね橋が壊される)。
- 原作では男性である真木目仁を真木目ひとみという女性に変更。職業も犯罪ルポライターから、ロサンゼルス市警察犯罪心理分析官に変更。
- 金田一と美雪が生き埋めになり、その最中に狭山の白骨を発見する。
- 美雪の人形の首が落とされる(原作では明智警視の人形)。
- 原作ではパーティーのみの民族衣装をそのまま着ている。
- 剣持(原作、アニメでは明智)の尋問に美雪も立ち会っている。
- マリアの性格が原作に比べてヒステリックになっており、真木目を襲う描写がある。
- 狭山恭次は金に興味がなく「銀行にお金を返そう」と主張したため殺された(原作では「足がつかないよう、当分金は使うな」と主張して殺される)。
- バルト城は全焼していない。マリア・フリードリッヒが磔になった城の塔の中だけが焼けた。
- 原作にない残酷なシーンを追加、最後の描写を大幅に変更。
- 雪夜叉伝説殺人事件
- 金田一と美雪のオリジナルシーンが追加。また、速水玲香にも原作にない描写が追加。
- 真壁誠が登場する。真壁が金田一をライバル視して明智警視の助手として協力する場面もある。
- 響史郎、棟方ケンは登場しない。響史郎の担当である音響係は、高田洋一(テレビドラマオリジナル)。
- 原作では男性である比留田雅志を比留田裕子という女性に変更(殺害されるのは高田洋一に変更)。
- 凶器を斧から鉈に変更。
- 第3の犠牲者の死体発見場所を部屋から外に変更。
- 殺害される人数を5人に増加。これに伴って一部の犯行や証拠などを変更。
- 事件の遠因となった飛行機墜落事故が、舞台となった村で起きたバス転落事故に変更された。また犯人の過去の境遇も「雪夜叉伝説」に近いものになっている。
- ラストを大幅に変更。原作での端役であった人物が犯人の親族であったことが明らかに。
DVD・VHS[]
単発ドラマ、連続ドラマすべてバップからVHS・DVDが発売されている(VHSは現在廃盤)。
放送時、前・後編に分かれていたものは、前編のエンディングと後編のオープニングがカットされている(メニューでは前編と後編が表示される)。
商品名 | 収録内容 |
---|---|
金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件 | 学園七不思議殺人事件 |
金田一少年の事件簿 vol.1 ディレクターズカット | 異人館村殺人事件(第1話)(初盤ビデオのみ収録)、悲恋湖殺人事件(第2話) |
金田一少年の事件簿 vol.2 ディレクターズカット | オペラ座館殺人事件(第3話)、秘宝島殺人事件(第4話) |
金田一少年の事件簿 vol.3 ディレクターズカット | 首吊り学園殺人事件(第5話)、首無し村殺人事件(第6話) |
金田一少年の事件簿 vol.4 ディレクターズカット | 蝋人形城殺人事件(第7話 - 第8話) |
金田一少年の事件簿 SPECIAL 雪夜叉伝説殺人事件 | 雪夜叉伝説殺人事件 |
封印作品「異人館村殺人事件」[]
連続ドラマ第1話「異人館村殺人事件」は、島田荘司の小説「占星術殺人事件」とトリックの類似性が指摘されたため、削除されて欠番扱いになっている。
その後に発売、レンタルされたVHS(ディレクターズカット)は途中から、DVDは当初から収録されていない。現在では、DVDで『金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件』の映像特典(「ひとりじゃない」フルコーラス)中に第1シリーズのハイライトとして、他の話と共に「異人館村殺人事件」の映像の一部が使用されているのみで、全話を視聴するには、放送時の録画テープ、もしくは初期に発売、レンタルされたVHS(ディレクターズカット)でなければならない状況である。
なお、原作漫画「金田一少年の事件簿」は「占星術殺人事件のトリックを用いています」と明記して販売されている。テレビアニメ「金田一少年の事件簿」では、「首吊り学園殺人事件」と共にアニメ化されなかった。
特別番組[]
- 完全攻略マニュアル
- 1995年12月23日放送。「雪夜叉伝説殺人事件」(1995年12月30日)の放送前特別番組。第1シリーズの総集編など。
- イヴイヴに贈る!金田一少年からメリークリスマス
- 1995年12月23日放送。
第2シリーズ(1996年 - 1997年)[]
第2シリーズは、連続ドラマ「金田一少年の事件簿」、劇場版「上海魚人伝説」の2作品。
第1シリーズと同じキャスト、スタッフの続編。メインキャストは堂本剛(KinKi Kids)、ともさかりえ、古尾谷雅人。
内容等[]
連続ドラマ[]
金田一少年の事件簿は、NTV系で1996年7月13日 - 9月14日、毎週土曜日21:00 - 21:54に放送された(8月24日は24時間テレビ 「愛は地球を救う」のため放送休止)。
平均視聴率22.4%(クール1位)を記録し、第1シリーズに続き20%を超えた。
第7話「異人館ホテル殺人事件」では、はじめが入院してしまい、代わりに美雪が推理を披露している。さらに、ゲストキャストに堂本光一(KinKi Kids)主演の連続ドラマ『銀狼怪奇ファイル』ゆかりの天神学園の生徒(三宅健、秋山純、松山幸次)が登場する。なお、秋山と松山は第1期でも別役で登場しているため、奇妙な出来事である。
今シリーズではCM明けに容疑者リストが表示されるようになっており、死亡者には「DEAD」の文字が表示される。 ただし、例外もある。
①はじめにも一度だけ「DEAD」の文字が表示されたことがある。
②逃亡を謀った醍醐真紀については、「ESCAPE」の文字が表示される。
夕方などに再放送された際、一部地域で第8話-第9話が放送されなかったケースがある。
劇場版[]
金田一少年の事件簿 上海魚人伝説は、1997年12月13日に公開された映画化作品。興行収入は21億円。
第1・2シリーズの完結篇。ラストではじめと美雪が想いを伝え合う。全シリーズ通して、唯一完結が描かれた作品。
実際に上海で撮影されているが、「中国の警察が日本の探偵に負けてしまう」という内容が問題となり、中国での上映が禁止された。香港や台湾では公開されている(『金田一少年の事件簿公式ガイドブックファイナル ラストエピソード』より)。
キャスト[]
- 金田一はじめ(きんだいち はじめ) - 堂本剛 (KinKi Kids)
- 七瀬美雪(ななせ みゆき) - ともさかりえ
- 剣持勇(けんもち いさむ) - 古尾谷雅人: 警視庁警部
- 明智健悟(あけち けんご) - 池内万作 (第4話): 警視庁警視
- 真壁誠(まかべ まこと) - 佐野瑞樹 (ジャニーズJr.): 不動高校2年
- 佐木竜太(さき りゅうた) - 原知宏 (当時ジャニーズJr.): 不動高校1年
- 鷹島友代(たかしま ともよ) - 三浦理恵子: 不動高校2年
- 速水玲香(はやみ れいか) - 中山エミリ: アイドル歌手
- 向井猛夫(むかい たけお) - 立川政市: 剣持の部下
連続ドラマ[]
悪魔組曲殺人事件
- 御堂周一郎 - 寺田稔: 作曲家
- 御堂優歌 - 松本恵 (現・松本莉緒): 御堂周一郎の孫
- 紅亜理沙 - 国生さゆり: バイオリニスト
- 田村英明 - 松澤一之: 音楽プロデューサー
- 風倉百合恵 - 石井苗子: オペラ歌手
- 夏岡猛彦 - 町田康: 指揮者
- 小沢竜二郎 - 多田木亮佑: 作曲家
タロット山荘殺人事件
- 速水雄一郎 - 長谷川初範: 山荘のオーナー、玲香の父
- 諏訪正子 - 水沢アキ: 山荘従業員
- 赤間光彦 - 不破万作: 赤間プロダクション社長
- 小城拓也 - 沢向要士: 玲香のマネージャー
- 伊丹吾郎 - 谷村好一: 芸能レポーター
- 北条アンヌ - 井上彩名: 芸能レポーター
- 滝下間太郎 - 河崎健男 (キリングセンス): 玲香のファン、医大生
- 辻健二 - 竹下宏太郎: 宿泊客
金田一少年の殺人
- いつき陽介 - 利重剛: フリーライター
- 橘五柳 - 麿赤児: ノンフィクション作家
- 赤帆紺 - 梅垣義明: 編集プロダクション社長
- 物部真理 - 加藤貴子: タレント
- 野中ともみ - MIE: 作家
- 都築哲雄 - 山下真司: TVディレクター
- 針生聖典 - 佐竹雅昭: カメラマン
- 鴨下あきら - 市川勉: 神田川出版編集者
- 都築瑞穂 - 鈴木杏: 都築哲雄の娘
- お菊 - 牧よし子: 家政婦
怪盗紳士の殺人
- 和泉さくら - 遠藤久美子: 蒲生剛三の娘
- 真壁実 - 遠藤司: 真壁誠の弟
- 怪盗紳士 - 児島未散
- 蒲生剛三 - 深水三章: 画家
- 海津里美 - 日野美歌: 医師
- 小宮山吾郎 - 徳井優: 蒲生家執事
- 和久田春彦 - 相島一之:天文学者
- 醍醐真紀 - 児島未散: 美術雑誌記者
- 岸一成 - 横山輝一: ハイカー
- 吉良勘治郎 - 江藤漢: 画家
- 和泉宣彦 - 中島陽典
異人館ホテル殺人事件
- 兵頭鳴美 - 篠倉伸子: 神奈川県警警視
- 万代鈴江 - 鰐淵晴子: 劇団「アフロディア」団長
- 文月花蓮 - 美香: 女優
- 虹川幸雄 - 小林尚臣: 脚本家
- 俵田孝太郎 - 白井晃
- 雪村剛三 - 河原崎建三: 異人館ホテル支配人
- 榎戸あきら - 高川裕也: 俳優
- 市川玉三郎 - みのすけ: 俳優
- 辺見魔子 - 真勢かおり: 女優
- 薬師寺力 - 三宅健 (V6)
- 土門竜太郎 - 秋山純 (当時ジャニーズJr.)
- 木ノ内太 - 松山幸次
墓場島殺人事件
- 森下麗美 - 建みさと: 不動高校2年
- 岩野渉 - ケイン・コスギ: 大学4年 岩野チームのリーダー
- 檜山達之 - 金子賢: 大学1年 岩野チームのメンバー
- 難波昌平 - 村松亮太郎: 大学3年 岩野チームのメンバー
- 萩元哲範 - NARUKO: 大学3年 岩野チームのメンバー
- 米村 - 正名僕蔵: 米村チームのリーダー
- 河野 - 有吉崇匡: 米村チームのメンバー
- 井坂 - 増田英治: 米村チームのメンバー
- 守屋 - 松上順也: 米村チームのメンバー
- 観光会社の男 - 神戸浩
上海魚人伝説[]
- 楊麗俐(ヤン・レイリー) - 水川あさみ、内田莉紗(子役)
- 楊小龍(ヤン・シャオロン) - 陳子強 (「幽幻道士」)
- 藤堂壮介 - 中尾彬
- マルチナ - アダ・マウロ
- 西村志保 - 佐貫真希子
- 幸田裕司 - 橋本さとし
- 子達民(スー・タアミン) - 黄以勒
- 周友良(チャン・ユーリャン) - 顔希賢
- 李波児(リー・ポール) - 修健
- 楊(ヤン・ターレン) - 何子嵐
- ヨウ・スーラン - 翠玲
- 小林哲治 - 保積ぺぺ
スタッフ[]
- 演出 - 堤幸彦(劇場版「上海魚人伝説」も監督)、佐藤東弥、金田和樹
- 脚本 - 深沢正樹、田子明弘、大石哲也
- 原作 - 「金田一少年の事件簿」(原案 - 天樹征丸、原作 - 金成陽三郎、漫画 - さとうふみや)
- チーフ・プロデューサー - 小杉善信
- プロデューサー - 櫨山裕子、蒔田光治、奥田誠治、陳双慶
- 音楽 - 見岳章
- 企画協力 - 樹林伸、都丸尚史 / 菅原章
主題歌・挿入歌[]
- エンディングテーマ「Kissからはじまるミステリー」(歌 - KinKi Kids、作詞 - 松本隆、作曲・編曲 - 山下達郎)
- 劇場版「上海魚人伝説」では第1シリーズのエンディングテーマ「ひとりじゃない」とのメドレーが使用されている。
サブタイトル[]
放送回 | 放送日/公開日 | サブタイトル | 演出 | 脚本 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1996年7月13日 | 悪魔組曲殺人事件 | 堤幸彦 | 深沢正樹 | 20.5% |
2 | 1996年7月20日 | タロット山荘殺人事件 | 佐藤東弥 | 田子明弘 | 20.4% |
3 | 1996年7月27日 | タロット山荘殺人事件 完結編 | 22.3% | ||
4 | 1996年8月3日 | 金田一少年の殺人 | 金田和樹 | 大石哲也 | 22.2% |
5 | 1996年8月10日 | 怪盗紳士の殺人 | 堤幸彦 | 田子明弘 | 21.3% |
6 | 1996年8月17日 | 怪盗紳士の殺人 完結編 | 22.6% | ||
7 | 1996年8月31日 | 異人館ホテル殺人事件 | 佐藤東弥 | 大石哲也 | 19.5% |
8 | 1996年9月7日 | 墓場島殺人事件 | 深沢正樹 | 25.2% | |
9 | 1996年9月14日 | 墓場島殺人事件 完結編 | 27.8% | ||
平均視聴率 22.4%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
SP | 1996年9月21日 | 金田一少年の事件簿 永久保存版 | 堤幸彦 | 28.5% | |
SP | 1997年4月12日 | お笑い金田一少年の事件簿 | 15.8% |
原作からの変更点[]
- 準レギュラー(真壁や佐木など)が原作ゲストの代役を務めている事が多い。
- 悪魔組曲殺人事件
- 紅亜理沙の姓の読みは「くれない」。
- マイケルが未登場のため殺害される人物が小沢竜二郎(ドラマオリジナル)に変更。その為、被害者が握っていた鍵の設定を大幅に変更。
- 罪を着せられる人物を御堂優歌に変更。
- タロット山荘殺人事件
- 舞台を冬山から夏山に大幅な変更。これに伴い一部のトリックが変更。
- 伊丹吾郎が話す過去の事件が誘拐事件のみ。
- 辻健二は関西弁を喋っておらずタロット占いが得意で、一部結城英作の代役になっている。
- 滝下間太郎は医大生という設定を追加し、一部結城英作の代役になっている。
- 速水雄一郎がタバコを吸う。そのためそれに関する推理の一部がカット。
- 赤間光彦を殺した凶器をドライヤーから線の切れたコードに変更。
- 玲香のトラウマを発見するきっかけをマフラーからネックレスに変更。
- 原作では風車山に置き去りにされるがドラマでは川。
- はじめが助けを呼んだ道具をイヤホンから花火に変更。
- 犯人は自殺する(原作では生死不明)。
- 金田一少年の殺人
- 殺害された人数を4人に削減。
- 暗号、描写を大幅に変更。これに伴い登場人物の名前や職業も変更される。
- 長島茂、時任亘、桂横平、花村棗、花村葵は登場しない。
- 原作での長島の役割は明智に、桂の役割はタレントの物部真理(テレビドラマオリジナル)に換えられた。
- 針生聖典が眼鏡をかけていない。
- はじめが都築家に匿われた際、瑞穂に会っている。
- はじめと美雪のシーンをカット。
- 空砲を撃ったのは剣持に変更。
- 橘の原稿を犯人が事件の根源として抹消しようとした。しかし、既に偽物にすり替えられていたという設定を追加。
- トリック解説の順番が異なる。
- 都築瑞穂が最後に退院している。
- 怪盗紳士の殺人
- 美雪が同行しない代わりにミステリー研究会のメンバーである真壁兄弟が同行。
- 殺害される人数を3人に増加。
- 羽沢星次、大河内善助は登場しない。
- 原作では蝶の痣が十字架状になってる。
- ポアロは普通の柴犬に変更(原作では子犬のゴールデンレトリバー)。
- 怪盗紳士のロゴマークを変更。これに伴い、文字のトリックの描写がカットされる。
- いつきが登場せず、偵察する役割は美雪が行う。
- 犯行の順序と殺人方法が違う(例えば、海津の殺害方法は原作では絞殺だが、ドラマでは刺殺に変わっているなど)。
- 原作では剣持警部に頼まれて捜査に協力したが、ドラマでは偶然怪盗紳士が絵のモチーフを盗もうとしている所から成り行きで協力する。
- 一が盗まれた絵の隠し場所に気づくきっかけが違う。
- 原作では怪盗紳士は実在の人物(醍醐真紀)に変装しているが、ドラマでは不明。
- 怪盗紳士がバイクで逃げる(原作では黒いアドバルーンで逃げる)。
- 剣持警部が怪盗紳士を追いかける(原作では大河内警部たちが追いかける)。
- 原作では和久田が南十字星のことを教えるが、ドラマでは実が教える。
- 原作では一が隠されていた「我が愛する娘の肖像」を複製画とすりかえるが、ドラマでは一の落書きにすりかえられている。
- 岸一成がスケッチブックを盗む描写がない(代わりに絵を拾っている)。
- 怪盗紳士が最後に一に仕返しをしない(代わりに一宛てに挑戦状を送りつけてくる)。
- 異人館ホテル殺人事件
- 依頼人を俵田孝太郎から天神学園の新聞部(薬師寺力、土門竜太郎、木ノ内太)に変更。
- はじめが腹痛で入院し、一部シーンにのみの登場。その為美雪が推理に挑戦する。
- 舞台を函館市から横浜市に、季節を冬から夏に変更。
- 季節の変更に伴い、犯人の怪人名を「赤髭のサンタクロース」から「冥界の道化師」に変更。
- 殺害される人数を3人に削減。
- 第一の殺人のトリックをワインからキセルに変更。また、本来劇中にこの対象になる役がピエロではなく腹話術師になっている。
- 原作では第三の殺人に使われたトリックを第二の殺人に使用。
- 劇団は解散していない。
- 劇名を「ナルシスの魔境」から「悪魔の審判」に変更。
- 麻薬のルートが明かされていない。
- 虹川の泊まった部屋は赤い部屋(原作では一と佐木が泊まってた)。
- 第二の殺人の殺害方法を変更。
- 犯人の本名(姓)を「北見」から「文月」に、偽名(姓)を「不破」から「兵頭」に変更(銀狼怪奇ファイルの不破耕助とかぶるため)。
- 北見花江の名前を文月花蓮に変更。
- 犯人がナイフを振り払うシーンをカット。
- 明智と佐木は登場しない。そのため佐木竜太は死亡せずに弟の佐木竜二(佐木2号)は登場しない。
- 墓場島殺人事件
- 美雪は同行しない。
- 陣馬剛司、岡崎浩志郎は登場しない(真壁と佐木が一部2人の代役)。
- はじめ達の同級生をミステリー研究会のメンバーに変更。
- 2泊目テント、3泊目が防空壕(原作では逆)。これにより殺害される人物の順番を変更。
- 岩野が帰国子女になっている。
- 岩野らサバイバルメンバーが指名手配されている。
- はじめ達が米村チームと直接顔合わせをする。
- 「亡霊兵士」を「生き残り兵士」に変更。
- 米村の殺害方法が変更(原作では毒殺だが、ドラマでは溺死)。
- ダイイングメッセージの内容が変更されている。
- 原作にない残酷なシーンを追加、最後の描写を大幅に変更。
- 犯人Aが岩野に刺され死亡する(原作では自殺)。
- 森下麗美が平嶋千絵の代役になっているため、共犯(犯人B)を別の人物に変更。
- 劇場版 上海魚人伝説(原作「上海魚人伝説殺人事件」)
- 第1・2シリーズの完結篇になっている。
- 美雪が転校する。
- 真壁誠と佐木竜太が不動高校のシーンで登場。
DVD・VHS[]
連続ドラマのDVDがバップから発売されている。 同社から連続ドラマ、劇場版のVHSも発売されたが、現在廃盤。
商品名 | 収録内容 |
---|---|
金田一少年の事件簿 悪魔組曲殺人事件 | 悪魔組曲殺人事件(第1話) |
金田一少年の事件簿 タロット山荘殺人事件 | タロット山荘殺人事件(第2話 - 第3話) |
金田一少年の事件簿 金田一少年の殺人 | 金田一少年の殺人(第4話) |
金田一少年の事件簿 怪盗紳士の殺人 | 怪盗紳士の殺人(第5話 - 第6話) |
金田一少年の事件簿 異人館ホテル殺人事件 | 異人館ホテル殺人事件(第7話) |
金田一少年の事件簿 墓場島殺人事件 | 墓場島殺人事件(第8話 - 第9話) |
金田一少年の事件簿 劇場版 上海魚人伝説 | 上海魚人伝説 |
特別番組[]
- 生放送!いよいよ始まる金田一少年の事件簿
- 1996年7月13日放送。日本テレビや一部地方局のみで放送。
- 合体版!!金田一少年のグッドラック
- 1996年8月放送。
- 金田一はじめの証言!実はあれは○○だ?!
- 1996年9月放送。
- これで見納め?!金田一少年の事件簿 永久保存版 はじめちゃんが殺害された!
~金田一はじめの葬儀実況中継!!その時何かが…~
- 1996年9月21日放送。視聴率28.5%。
- テレビドラマオリジナルの特別篇を加えた、第1シリーズ・第2シリーズの総集編。
- 金田一はじめが何者かに撲殺され、その葬式ではじめの軌跡を振り返るという形の総集編となっている。最後にはじめは一命を取り留めていた事がわかり、はじめの殺害を企んだ犯人を推理する。VHS化やDVD化は実現していない。
- 司会進行の永井美奈子(当時NTVアナウンサー)のほか、メインキャスト(七瀬美雪、剣持勇)、準レギュラーキャスト(明智健悟、いつき陽介、真壁誠、佐木竜太、速水玲香、鷹島友代、向井猛夫、怪盗紳士)と過去のゲストキャスト(雨宮良造、大門優作、綾辻真理、御堂優歌、紅亜理沙、速水雄一郎、滝下間太郎、辻健二、都築瑞穂、小宮山吾郎、和久田春彦、兵頭鳴美、雪村剛三)が出演。
- * 出演: 堂本剛 (KinKi Kids)、ともさかりえ、古尾谷雅人、池内万作、利重剛、佐野瑞樹 (ジャニーズJr.)、原知宏 (ジャニーズJr.)、中山エミリ、三浦理恵子、立川政市、児島未散、河原さぶ、湯江健幸、黒沢あすか、松本恵、国生さゆり、長谷川初範、河崎健男 (キリングセンス)、竹下宏太郎、鈴木杏、徳井優、相島一之、篠倉伸子、河原崎建三
- お笑い金田一少年の事件簿
- 1997年4月12日21:00 - 22:24放送。視聴率15.8%
- バラエティ番組に見せかけた、テレビドラマオリジナルの特別篇。また、放送最後では、当時の麹町の日本テレビ前からの生放送に切り替わり、堂本剛・ともさかりえ・古尾谷雅人の3人が、劇場版映画の公開決定を発表した。VHS化やDVD化は実現していない。
- ゲストキャスト
- ラサール石井 - ラサール石井: 番組司会者、本人役。
- 高田万由子 - 高田万由子: 番組アシスタント、本人役。
- ダチョウ倶楽部 - ダチョウ倶楽部: 本人役。
- 石井光三 - 石井光三: 本人役。
- 清水よし子 - 清水よし子: 本人役。
- AD加藤 - 遠山俊也
- 河村良子 - 東美江
- 志村京子 - 西堀布貴子
- 小杉善信 - 江良潤: チーフプロデューサー。
- 小山啓 - 中田浄 (劇団東京ヴォードヴィルショー): 編成局員。
- 櫨山裕子 - 柴田理恵: プロデューサー。
- 堤幸彦 - 光石研: ディレクター。
第3シリーズ(2001年)[]
第3シリーズは単発ドラマ「魔術列車殺人事件」、連続ドラマ「金田一少年の事件簿」の2作品。
内容等[]
第1・2シリーズからキャスト・スタッフともに一新、「21世紀の金田一少年」として若返りを図った。なお主演の松本潤は先代の堂本が主演した同局のドラマ「向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜」の最終回のおまけシーンに金田一役のバトンタッチとして登場した。
メインキャストは松本潤 (嵐)、鈴木杏、内藤剛志。
鈴木杏は第2シリーズで別役で出演している。
単発ドラマ[]
金田一少年の事件簿 魔術列車殺人事件は、NTV系で2001年3月25日、21:00 - 22:54に放送された。
連続ドラマ[]
金田一少年の事件簿は、NTV系で2001年7月14日 - 9月15日、毎週土曜日21:00 - 21:54に放送された(8月18日は24時間テレビ 「愛は地球を救う」のため放送休止)。
前作「魔術列車殺人事件」の好評受けて連続ドラマ化。松本潤の連続ドラマ初主演作。
平均視聴率13.7%(クール5位)。最低視聴率を記録した第7話(9月1日)は、裏番組が映画『タイタニック』の地上波初放送だった。
ラストははじめと美雪が手をつないで帰り道を歩くシーンで、明確な完結の描写はない(毎回エンディングの最初に「to be continued」と表示されるのだが、最終回のみ「What is your justice?」という最終回の内容を反映した文に変更されている)。
キャスト[]
- 金田一一(きんだいち はじめ) - 松本潤 (嵐)
- 七瀬美雪(ななせ みゆき) - 鈴木杏
- 剣持勇(けんもち いさむ) - 内藤剛志
- 佐木竜太(さき りゅうた) - 長谷川純 (ジャニーズJr.): ミステリー研究会の仲間。
- 速水玲香(はやみ れいか) - 酒井若菜: アイドル。
- 高遠遙一(たかとお よういち) - 藤井尚之: 幻想魔術団マネージャー。
- 千堂恭子(百恵)(せんどう きょうこ) - 山田優: ミステリー研究会の仲間。
- 聖子 - 神崎詩織: ミステリー研究会の仲間。
- ワラガイ刑事 - ふかわりょう: 剣持警部の部下。
魔術列車殺人事件[]
- ジェントル山神 - Mr.マリック: 幻想魔術団団長。
- ノーブル由良間 - 村井克行: 幻想魔術団のマジシャン。
- ピエロ左近寺 - 井上順: 幻想魔術団のマジシャン。
- チャネラー桜庭 - 片桐仁: 幻想魔術団の霊媒師。
- マーメイド夕海 - 井上晴美: 幻想魔術団のマジシャン。
- 残間さとみ - 山田まりや: 幻想魔術団の見習いマジシャン、美雪の従姉妹。
- 長崎巧四郎 - 秋野太作: ホテルのオーナー。
- 近宮玲子 - 金久美子: マジシャン。
- はじめの母 - 室井滋 (特別出演)
- マジック番組の司会 - 藤井恒久 (NTVアナウンサー)
連続ドラマ[]
幽霊客船殺人事件
- 鷹守郷三 - 団時朗: 船長。
- 若王子幹彦 - 伊武雅刀: 一等航海士。
- 大槻健太郎 - いかりや長介: 機関長。
- 水崎丈次 - 石原良純: 二等航海士。
- 加納達也 - KORN: 三等航海士。
- 香取洋子 - 雛形あきこ: 雑用係。
- 大沢貴志 - 伊藤高史: 乗船客、フリーター。
- 赤井義和 - 大隈いちろう: 乗船客、怪奇写真家。
- 鹿島伸吾 - 森次晃嗣: 竜王丸の船長。
- 剣持和枝 - 笛吹雅子 (NTVアナウンサー): 剣持警部の妻。
仏蘭西銀貨殺人事件
- 高森ますみ - 吹石一恵: 『サロンキミサワ』専属モデル、はじめと美雪の幼なじみ。
- 君沢ユリエ - 白川由美: 『サロンキミサワ』社長。
- 鳥丸奈緒子 - 高橋理奈: 『サロンキミサワ』チーフデザイナー。
- 犬飼要介 - 大澄賢也: 『サロンキミサワ』副社長。
- 中山小夜子 - 赤坂七恵: 『サロンキミサワ』アシスタントデザイナー。
- 六条光彦 - ドン小西: 『六条ブライダル』社長。
- スージー星河 - 椎名英姫: 『六条ブライダル』専属モデル。
- 弓削透 - 甲本雅裕: ホテル「仏蘭西館」マネージャー。
黒死蝶殺人事件
- 斑目紫紋 - ムッシュかまやつ: 斑目家当主、蝶の研究家。
- 斑目緑 - 小柳ルミ子: 紫紋の妻。
- 斑目るり - 柳英里紗: 斑目家の次女。
- 斑目揚羽 - 成宮寛貴: 斑目家の長男。
- 斑目舘羽 - 山口佳奈子: 斑目家の長女。
- 小野寺将之(須賀徹) - 本宮泰風: 紫紋の助手。
- 六波羅舞子 - 佐藤仁美: カメラマン。
- 山野勝巳 - 石田太郎: 大学教授。
- 刈谷竹蔵 - 南州太郎: 斑目家の使用人。
- 猪川将佐 - 高杉亘: 県警の警部。
- 須賀実 - 舞の海秀平: 緑の婚約者。
速水玲香誘拐殺人事件
- 鏑木葉子 - 浅香光代: 玲香の所属事務所「鏑木プロダクション」の社長。
- 安岡真奈美 - 有森也実: 三田村のマネージャー、安岡の妻。
- 三田村圭子 - いしだあゆみ: 鏑木プロ所属の女優。
- 安岡保之 - 岩本恭生: 玲香のマネージャー、鏑木社長の甥。
- 特別出演 - 水野晴郎、松村邦洋、中山秀征、麻木久仁子
魔犬の森の殺人
- 萬屋透 - スマイリーキクチ: 医大生。
- 参道麻衣 - 三浦早苗: 医大生。
- 百田梅男 - 田口浩正: 医大生。
- 渡辺鐘 - 岡本光太郎: 医大生。
- 五十嵐郁登 - 丹直樹: 後輩の医大生。
- 二ノ宮朋子 - 綾瀬はるか: 後輩の医大生。
- 特別出演 - パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
露西亜人形殺人事件
- 山之内恒聖 - 黒沢年雄: ミステリー作家、佐木の元隣人。
- 神明忠治 - そのまんま東: 遺産相続の候補者、ミステリー評論家。
- 梅園薫 - 片桐はいり: 遺産相続の候補者、ミステリー作家。
- 宝田光二 - 黒部進: 遺産相続の候補者、編集者。
- 幽月来夢 - 山咲千里: 遺産相続の候補者、挿絵画家。
- 田代富士夫 - 宍戸錠: 山之内の執事。
- 桐江想子 - 橘実里: 山之内のメイド。
- 桐江想一郎 - ラサール石井
- 特別出演 - 五木ひろし、Mr.オクレ
スタッフ[]
- 演出 - 下山天、佐藤東弥、長沼誠、南雲聖一
- 脚本 - 小原信治、大石哲也、山崎淳也、浪江裕史、平田研也
- 原作 - 「金田一少年の事件簿」(原案 - 天樹征丸、原作 - 金成陽三郎、漫画 - さとうふみや)
- 音楽 - 土井宏紀
- 選曲 - 仲西匡
- アクションディレクター - 多賀谷渉
- CG - Motor/lieZ
- 技術協力 - NTV映像センター、池田屋
- 美術協力 - 日本テレビアート
- 編集・MA - 映広
- 企画担当 - 佐藤敦
- チーフ・プロデューサー - 増田一穂
- プロデューサー - 角田朋子、内山雅博
- 協力プロデューサー - 櫨山裕子
- 制作協力 - オフィスクレッシェンド
主題歌・挿入歌[]
- エンディングテーマ「時代」(歌 - 嵐、作詞・作曲 - TSUKASA、編曲 - CHOKKAKU)
サブタイトル[]
放送回 | 放送日/公開日 | サブタイトル | 演出 | 脚本 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2001年7月14日 | 幽霊客船殺人事件 | 下山天 | 小原信治 | 16.2% |
2 | 2001年7月21日 | 幽霊客船殺人事件 完結編 | 14.4% | ||
3 | 2001年7月28日 | 仏蘭西銀貨殺人事件 | 長沼誠 | 大石哲也 | 13.3% |
4 | 2001年8月4日 | 黒死蝶殺人事件 | 佐藤東弥 | 山崎淳也 | 12.4% |
5 | 2001年8月11日 | 黒死蝶殺人事件 完結編 | 14.1% | ||
6 | 2001年8月25日 | 速水玲香誘拐殺人事件 | 下山天 | 浪江裕史 | 14.4% |
7 | 2001年9月1日 | 魔犬の森の殺人 | 南雲聖一 | 平田研也 | 9.3% |
8 | 2001年9月8日 | 露西亜人形殺人事件 | 下山天 | 小原信治 | 12.9% |
9 | 2001年9月15日 | 露西亜人形殺人事件 完結編 | 16.5% | ||
平均視聴率 13.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
SP | 2001年3月25日 | 魔術列車殺人事件 | 下山天 | 小原信治 | 18.1% |
原作からの変更点[]
- はじめと美雪の制服がそれぞれ学生服とセーラー服(原作では二人ともブレザー)。ただし劇中での着用はまれ。
- はじめに空想癖がある(エピソードの初版で毎回空想を繰り広げては美雪たちに呆れられる)。
- 魔術列車殺人事件
- オープニングの展開を変更。はじめは母親の代理として勝手に参加したツアーで寝台列車に乗車、母親が後を追ってきた事を知り美雪たちに同行する。
- はじめと美雪は5年ぶりに再会する。
- 残間さとみが美雪のいとこになっている。
- 犯人が名乗る「地獄の傀儡師」という名前が、マジシャン・近宮玲子のステージネームだったということになっている(原作では近宮は本名で活動していた)。
- はじめが祖父の名前を引き合いに出して警察への態度を諌めた美雪を怒鳴りつけるシーンがある(コンプレックスの対象になっている)。
- 都津根毬夫の容姿がゴムマスクではなくサングラスとマスクになっている。
- はじめが落ちた場所を底なし沼から氷の張った湖に変更。
- トレイン急便はヒグマ急便というトラックに変更。
- ヒスイの原石は池に捨ててあった(原作では犯行現場に残されたまま)。
- 原作での明智の役目は全て剣持に変更されている(近宮玲子との関係など)。そのため、近宮は剣持の学友に変更。
- 犯人が脱獄しない
- エンディングを変更。
- 幽霊客船殺人事件
- 中村一郎、美里朱美、飯島優は登場しない(ワラガイが中村の代役)。
- オリエンタル号に乗る経緯が変わっている。一は一人出会いを求め、美雪はミス研の合宿で女子3人で乗り込み船上で合う。また剣持警部は最初から旅行をケチったことから一人で参加することになってしまったため妻の和枝は最初のみとなっている。
- 「悲恋湖殺人事件」との関連はカットされている。原作では事故を起こした客船(オリエンタル号)とはじめたちの乗った客船は別のものであるが、ドラマでははじめたちの乗った客船(旧オリエンタル号)が衝突事故を起こしたことになっている。
- エピローグの拘置所のシーンをカット。
- 仏蘭西銀貨殺人事件
- 長島茂、鍵谷善司、セバスティアン・メグレは登場しない。
- 霧山小夜子の名前を中山小夜子に変更。
- 事件を解くカギをワインから携帯のストラップに変更。
- 黒死蝶殺人事件
- 速水玲香、いつき陽介は登場しない。
- 最初に殺害されるのが舘羽で、るりはその次に殺される(原作では逆)。
- 紫紋が殺害された後、揚羽が毒蜘蛛に襲われる(原作では逆)。
- はじめとるりの交流、その後の描写を大幅に追加。その分、舘羽に関する描写のほとんどをカット。
- ラストで犯人と一部の人物は死亡せず、生き残る。
- 数人の人物の設定を変更(揚羽の性別を女性から男性に変更、深山日影と六波羅和馬を掛け合わせて六波羅舞子に変更、小野寺将之は舘羽の婚約者から紫紋の助手に変更)。
- 須賀実は自殺を謀るも植物状態になり、僅かに意識を取り戻すも死亡(原作では一命を取り留めずそのまま亡くなっている)。
- 犯人が自殺を謀る前に、山野勝巳が紫紋に情報を漏らした事を自白する。
- 速水玲香誘拐殺人事件
- 速水玲香ははじめや美雪と小学校の同級生。はじめは玲香を呼び捨てにしている。
- 三田村圭子が鏑木プロ所属となっている。安岡真奈美は三田村のマネージャーに。
- 小渕沢英成と逆井成美は登場しない。
- 美雪の登場シーンを追加。
- 安岡夫妻に娘がいる(原作では子供はいない)。
- 犯人の怪人名を「道化人形」から「影法師」に変更。パソコンを用いた人工音声で話している。
- 吊り橋のシーンの描写を変更。
- 謎解きの舞台が鏑木プロのオフィスから監禁現場の山荘に変更。
- 高遠が演出した事件ではない。無論高遠が自殺に見せかけて犯人を暗殺する展開もない。
- 犯人は自殺を試みるも、玲香の説得で思いとどまる。
- エピローグの変更。
- 魔犬の森の殺人
- 二ノ宮は5人と同じ大学の学生。
- 八尾徹平は登場しない。
- はじめは渡辺が出したクイズにその場で正解を出している(原作では事件解明時に答えを出している)。
- はじめが犬嫌いという設定が追加。
- 五十嵐の性格を変更。
- 露西亜人形殺人事件
- 事件の流れを少々変更。
- 犬飼高志と有頭大介は登場しない。犬飼に関係する描写の一部を佐木に変更。
- 高遠が最初から素顔を晒しており、奇術師スカーレット・ローゼスを名乗らない。
- はじめと美雪の部屋の間にあるマジックミラー(美雪側は鏡、はじめ側はガラス戸)をはじめが隠している。
- はじめと美雪のマジックミラー越しのキスが口と口ではなくはじめが美雪の頬にする形になっている。
- 桐江想子の父親の名前を純一郎から想一郎に変更。
- 最終回のためのシーンを追加。
DVD・VHS[]
単発ドラマ、連続ドラマともにバップからDVD・VHSが発売された(VHSは現在廃盤)。
商品名 | 収録内容 |
---|---|
金田一少年の事件簿 魔術列車殺人事件 | 魔術列車殺人事件 |
金田一少年の事件簿 VOL.1 | 幽霊客船殺人事件(第1話 - 第2話) |
金田一少年の事件簿 VOL.2 | 仏蘭西銀貨殺人事件(第3話) |
金田一少年の事件簿 VOL.3 | 黒死蝶殺人事件(第4話 - 第5話) |
金田一少年の事件簿 VOL.4 | 速水玲香誘拐殺人事件(第6話)、魔犬の森の殺人(第7話) |
金田一少年の事件簿 VOL.5 | 露西亜人形殺人事件(第8話 - 第9話) |
第4シリーズ(2005年)[]
金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件は、NTV系で2005年9月24日、土曜日21:00 - 23:09に放送された。
内容等[]
- 第3シリーズから再びキャスト・スタッフを一新。メインキャストは亀梨和也 (ジャニーズJr. / KAT-TUN)、上野樹里、加藤雅也。
- 「吸血鬼伝説殺人事件」の1作品。DVD・VHSは発売されていない。
キャスト[]
- 金田一一(きんだいち はじめ) - 亀梨和也 (KAT-TUN)
- 七瀬美雪(ななせ みゆき) - 上野樹里
- 剣持勇(けんもち いさむ) - 加藤雅也
- 湊青子 - 星野真里、有安杏果(子役): ペンションの従業員。
- 緋色景介 - 中村俊介: ペンションの宿泊客。
- 猫間純子 - 小西美帆: ペンションの宿泊客、フリーライター。
- 貴船葉平 - 江成正元: ペンションのアルバイト。
- 海谷朝香 - 山下容莉枝: ペンションの宿泊客、ブティックを経営。
- 二神育夫 - 正希光: ペンションの宿泊客、医師。
- 辻由利亜 - 加藤ローサ: ホテルの前オーナーの娘。
- 安池薫 - 矢島健一: ペンションの宿泊客。
- 比良川透 - 篠井英介: ペンションのオーナー。
- 流山森太郎 - 保阪尚希: ペンションの宿泊客、カメラマン。
- 高橋 - 田中聖 (KAT-TUN): 陸上部員。
- 仲根 - 中丸雄一 (KAT-TUN): 陸上部員。
- ギャル - サエコ
- 警官 - 滝裕次郎
スタッフ[]
- 演出 - 池田健司
- 脚本 - 福間正浩
- 原作 - 「金田一少年の事件簿」(原案 - 天樹征丸、原作 - 金成陽三郎、漫画 - さとうふみや)
- プロデューサー - 桑原丈弥、小林美穂(オフィスクレッシェンド)
- 音楽 - 仲西匡
- 技術協力 - NTV映像センター、日本テレビアート
- 美術協力 - 日本テレビアート
- 制作協力 - オフィスクレッシェンド
主題歌・挿入歌[]
- エンディングテーマ「ツキノミチ」(歌 - KAT-TUN、作詞 - TAKESHI、作曲・編曲 - 蔦谷好位置)
サブタイトル[]
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | 演出 | 脚本 |
---|---|---|---|---|---|
SP | 2005年9月24日 | 吸血鬼伝説殺人事件 | 18.6% | 池田健司 | 福間正浩 |
クライマックスには25%超えをした。
原作からの変更点[]
- はじめがじっちゃん嫌い。比較される為コンプレックスとなっている。そのため、最初は事件に及び腰だったはじめが事件に立ち向かっていく成長譚の側面を持っている。
- 事件の読みを「ヴァンパイアでんせつさつじんじけん」から「きゅうけつきでんせつさつじんじけん」に変更。
- はじめと美雪は陸上部所属。
- 殺害される人数を3人に増加。
- 舞台となるペンションを訪れる理由を変更。
- 安池薫(テレビドラマオリジナル)が登場する。
- 流山森太郎の設定や性格を変更。
- 貴船葉平は美雪の知り合いではじめとは面識がない。
- 剣持警部が負傷している。
- 村から出られない方法がバスのタイヤを切り裂いたことから、ボーガンを至るところに設置するブービートラップに変わる。
原作との比較[]
- 剣持勇
- はじめとはテレビドラマ最初の事件(第1・2シリーズ「学園七不思議殺人事件」、第3シリーズ「魔術列車殺人事件」、第4シリーズ「吸血鬼伝説殺人事件」)が初対面。第1・2シリーズの剣持警部は原作に比べると冷静で紳士的な警部になっている。
- 明智健悟
- 「雪夜叉伝説殺人事件」(第1シリーズ)と「金田一少年の殺人」(第2シリーズ)の2話のみ登場。原作では一とは対決により「良きライバル関係」かつ人格者として描かれているが、ドラマシリーズでは一の敵でただの厭味な人間として描かれている。また、重要な設定が剣持警部の役割に変更されている。
- いつき陽介
- 「悲恋湖殺人事件」(第1シリーズ)、「金田一少年の殺人」(第2シリーズ)に登場するが、遠野英治の写真を受け渡すのが剣持警部になっている。また「怪盗紳士の殺人」(第2シリーズ、沖縄に視察に行く役割を美雪に変更)、第3シリーズ以降には登場しない。また、原作ほど嫌な性格ではなくなってる。
- 都築瑞穂
- 「黒死蝶殺人事件」(第3シリーズ)には登場しない。
- 佐木竜太
- 第1・2・3シリーズに登場するが、いずれも眼鏡をかけていない。第1・2シリーズでは準レギュラーで、原作ゲストの代役を務める。原作で殺害される「異人館ホテル殺人事件」(第2シリーズ)には登場せず、生存。
- 真壁誠
- 第1・2シリーズに登場、準レギュラーとして原作ゲストの代役を務める。眼鏡(ただし伊達眼鏡)をかけている。性格もぐっと良くなってる。
- 鷹島友代
- 第1・2シリーズに登場、準レギュラーとして原作ゲストの代役を務める。「墓場島殺人事件」(第2シリーズ)を最後に登場していない。原作では「学園七不思議殺人事件」(第1シリーズ)や「グランドフィナーレ」(ドラマ化されていない)のみ登場。美雪がいない時には一を叱責する時がある等、事実上のサブヒロインとなった。
- 遠野英治
- 第3シリーズでは「悲恋湖伝説殺人事件」と「黒死蝶殺人事件」の関連性がなくなり、登場しない。
- 千家貴司・千堂恭子(百恵)
- 原作初登場の「首吊り学園殺人事件」(第1シリーズ)には登場しない。
- 第3シリーズでは千堂百恵(第8話「魔犬の森の殺人事件」で「百」という漢数字で謎解きで混乱が生じないようにするために「恭子」に変更)という女性になっている。
- 俵田孝太郎
- 原作初登場の「異人館村殺人事件」(第1シリーズ)には登場しない。「異人館ホテル殺人事件」(第2シリーズ)のみ登場。
- 主な未登場人物
- 長島滋
- 結城英作
- 朝基
- 佐木竜二(上述の通り、兄の佐木竜太が生存しているため)
関連項目[]
- 金田一少年の事件簿
- 金田一少年の事件簿の登場人物
- 日本国外で放送された日本のテレビドラマ
- アニメ・漫画のテレビドラマ化作品一覧
- アニメ・漫画の実写映画化作品一覧
- 堤幸彦 - 初代ドラマ版(第1・2シリーズ)のメイン演出家(監督)。本作以降も蒔田光治と共にミステリードラマ(ケイゾク、TRICK)の作品を手がけている。
外部リンク[]
- 日本テレビ
- 第3シリーズ 公式サイト http://www.ntv.co.jp/hajime/
- 第4シリーズ 公式サイト http://www.ntv.co.jp/kindaichi2005/
- DVD情報 日テレ屋web
|
このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事は金田一少年の事件簿 (テレビドラマ)にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |